Grasshopper :: AddOnのバージョンを確認
アドオンが含まれるghファイルを他者とやりとりする際に、相手のPCに入っているアドオンのバージョンが異なり、コンポーネントの欠落が起きてしまう場合があります。
また、アドオンのバージョンによってバグがあったり機能が異なる場合もあります。
そこで今回は、アドオンのバージョンの確認方法について紹介します。
レシピ
ここでは、Pythonと前回も紹介したアドオン”MetaHopper”での2通りの確認方法でやってみました。
Pythonの場合
まずはPythonから。
こちらはGrasshopperのフォーラムの投稿に載っていたコードになります。
下記ページで開発者の方が作成したghファイルがダウンロードできます。
http://www.grasshopper3d.com/forum/topics/gh-filename-is-python?xg_source=activity
GrasshopperのCanvas上に配置されたコンポーネントの情報が取得でき、デフォルトのコンポーネントとアドオンが別々に出力されます。
MetaHopperの場合
次に”MetaHopper”を使った場合です。
使用するのは、[Document Info]と[Assembly Info]コンポーネントです。
[Document Info]は前回も使いましたが、今回はOutput側の[3rd Party Assemblies]を[Assembly Info]コンポーネントに繋ぎます。すると、Output側からそれぞれ情報が返されます。
バージョンがわかるのは、[Full Name]と[Version]で確認できますが、[Version]にはアドオンの名前が出てこないので、[Full Name]で確認した方がわかりやすいかと思います。
ちなみにMetaHopper自身の情報は出ないのでご注意ください。
終わりに
アドオンのバージョンの確認方法について扱いました。
これらを使えばアドオンの管理も行いやすそうですね。
ぜひ使ってみてください。
使用した主なコンポーネント
- [Python Script] (Maths > Script > Python Script)
- [Document Info] (MetaHopper > Document > Document Info)
- [Assembly Info] (MetaHopper > Document > Assembly Info)