Dynamo :: Randomな数値を生成
今回は、ランダムな数値を生成する方法についてです。
レシピ
使用したノードは、[Math.Random]と[Math.Rand]です。
[Math.Random]ノードは2種類あります。入力側のポートが[seed]の方は、seed値を入力すると0~1の間でランダムな浮動小数点数が返されます。
入力側のポートが[value1,2]の方は、入力された値の間でランダムな浮動小数点数が返されます。
[Math.Rand]は出力側のポートのみで、0~1の間でランダムな浮動小数点数が返されます。
Code Blockの場合
Code Blockだとこんな感じですね。
先ほどのノードをCode Blockで呼び出しているだけです。
Pythonの場合
コードは以下の通りです。
Pythonのメリットとしては、ランダムな値を切り替えやすい点でしょうか。
[Boolean]ノードを繋いで”True”と”False”を切り替えるとその度に数値が変わるので、完全にランダムにしたいときは有効かと思います。
また整数値が欲しい時に、random.randrange(end)
やrandom.randint(a,b)
も使えそうですね。
ランダムな数値が必要な場合はぜひ使ってみてください。
使用した主なノード
- [Rand] (Core > Math > Rand)
- [Random(seed)] (Core > Math > Random(seed))
- [Random(value1,value2)] (Core > Math > Random(value1,value2))
- [Code Block] (Core > Input > Code Block)
- [Python Script] (Core > Scripting > Python Script)