Grasshopper :: Wireの整理
コンポーネントをどんどん追加していくと、気づいたらWireがごちゃごちゃで大変なことになっていることがありせんか?
対策としては、Paramsタブの中にある、GeometryやPrimitive系のコンポーネントでまとめたりしますが、型ごとに使い分けなければいけないので、ちょっと面倒です。
しかし、これを解消するコンポーネントが、Rhino6のWIP版のGrasshopperに搭載されていました。
今回はその新コンポーネントについて紹介したいと思います。
Relayコンポーネント
WIP版ではいくつか新コンポーネントが追加されていますが、今回紹介するのは、[Relay]コンポーネントです。
一見何に使うかわからないですが、Wireの整理に使えるとても便利なコンポーネントでした。
では使い方を見ていきましょう。
使い方
使い方は、とても簡単です。
Wireをダブルクリックすると繋いでいるWireに[Relay]コンポーネントが現れます。
逆に外したい場合は、再度ダブルクリックするだけ。しかも接続状態は保たれます。(Deleteで消してしまうと、接続は切れてしまいます。)
他にも、[Relay]コンポーネントを右クリックすれば、名前の入力、Enable/Disableの切り替えもできます。
[Relay]コンポーネント適用
実際にWireでごちゃごちゃのファイルを[Relay]コンポーネントでまとめると、
こんなにスッキリしました!
また、Enable/Disableの切り替えを行いたい場合も[Relay]コンポーネントで管理するのもありかもしれませんね!
終わりに
いかがでしたか?
まだWIP版なので、今後仕様が変わる可能性もありますが、
WIP版が使える方はぜひお試しください。
使用した主なコンポーネント
- [Relay] (Params > Util > Relay)
ご存じでしたらすみません。
WIP版を使う前からtelepathyを使っています。
relay機能にはないスニペット機能があるので便利です。
http://www.food4rhino.com/app/telepathy
ps:
最近更新がなかったようですが、お忙しかったのだと存じます。
応援しています。頑張ってください!
quax23さん
コメントありがとうございます!励みになります!
telepathy知りませんでした。これは便利ですね!
今度ブログで紹介させていただきますね!