Grasshopper :: ComponentにSnapを効かせる

Grasshopperでコンポーネントを整列する際、一度選択してから整列ボタンをクリックするのが一般的な方法かと思います。

しかし、毎回選択するのが面倒だったり、Wireが微妙にまっすぐじゃないのが気になってしまう時もあったり。。

 

そこで今回は、コンポーネントにスナップを効かせて整列がしやすくなるアドオンを紹介します。

(弊ブログにDMをくださった方から教えていただきました。ありがとうございます。)

 

SnappingGecko

アドオン名は「SnappingGecko」で、Food4Rhinoからghaファイルをダウンロードできます。

http://www.food4rhino.com/app/snappinggecko

 

使い方

では使い方について。

まずは通常通り、ghaファイルを所定のフォルダへ格納します。

Canvasに直接ドラッグをした場合は、Rhinoを再起動すると、SnappingGeckoが有効になります。

すると、メニューバーに「SnappingGecko」が追加されています。

 

メニューは以下の通りです。

  • [Toggle object snap]・・・スナップ機能のオン/オフ
  • [Snap to edges]・・・コンポーネントのアウトラインでスナップのオン/オフ
  • [Snap to centers]・・・コンポーネントの中心でスナップのオン/オフ
  • [Snap to wires]・・・Wireでスナップのオン/オフ

 

それぞれのスナップの様子は以下のようになります。

Snap to edges

 

Snap to centers

 

Snap to wires

 

 

設定変更

スナップの設定は、メニューバーの[File > Preferences > Widgets]で変更できます。

  • [Restore default settings]・・・デフォルト値に戻す。
  • 各[Snap to 〇〇]のチェックボックス・・・各機能のオン/オフ
  • [Snapping object radius]・・・選択したコンポーネントからのスナップ適用半径
  • 各[〇〇 snap strength]・・・スナップの吸着の強さ。
  • 各[〇〇 guide style]・・・スナップのガイドのスタイル。色、線の太さ、実線/点線。

 

 

終わりに

いかがでしたか。個人的に痒いところに手が届く良いアドオンだなという印象でした。

コンポーネント数が増えるといろんな箇所でスナップしてしまうことがあるので、スナップのオン/オフや設定をカスタマイズすれば、使い勝手が上がるかと思います。

ぜひお試しください。

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