Grasshopper :: データ構造をマッチさせる
今回は、ある元データのパスを他のデータと同じデータ構造にマッチさせる方法を紹介します。
どういうことか分かりにくいかと思うので、以下のレシピをご覧ください。
レシピ
データのパスを他のデータにマッチさせる場合、[Match Tree]コンポーネントを使用します。
まず、元データをInput側の[Tree]に接続し、[Guide]にはマッチさせたいパスのデータを繋ぎます。
すると、出力側の[Tree]から、元データのパスが[Guide]に繋いだデータのパスにマッチしました。
[Param Viewer]コンポーネントで、データ構造を見てみると、確かに置き換わっています。
この方法を使えば、あるデータのデータ構造を他のデータと同じにしたい場合に活用できますね。
ちなみに、前回紹介した「Grasshopper :: パスを置き換える」で紹介した[Replace Path]コンポーネントでも同様のことはできますが、[Match Tree]コンポーネントは既にあるデータのパスを利用することができて便利です。
なお、マッチさせるデータと元データのパスの数が同じでないと、エラーになってしまうので、ご注意ください。
使用した主なコンポーネント
- [Match Tree] (Sets > Tree > Match Tree)